※「Android マーケット」が「Google Playストア」に変更され、2012/03/07から、
OTAでの更新が始まっている。ここでは、「マーケット」と表記している部分も
あるが、Playストアと同意であるものとして見て欲しい。
eden TABは、Android マーケットがしっかり入っているが、残念な事に、検索して
も出てこないアプリがたくさんある。これは、Playストア(Androidマーケット)の
システム側でマーケットフィルタが動いていて、検索を掛けても、表示前にこのフ
ィルタで条件を満たさないアプリは見えないようにしているからだ。どういう条件
でフィルタリングされるかは、以下のサイトでも読めば分かるだろう。
ソフトウェア技術ドキュメントを勝手に翻訳/3. マーケットフィルタ
このフィルタリングを回避するには、どうしたら良いだろうか。
Playストア(Androidマーケット)のシステム側では、端末の機種やハードウェア構成、
通信のキャリア(どこのSIMで通信しているか)を読み取って、フィルタの動作を決め
ている。
まぁ、手っ取り早い話、どこかのキャリアの端末に偽装しちゃえば、フィルタの条件
を変えられるって訳だ。
通信キャリアの偽称は、以下のようなアプリ(要rooted)で可能だ。
Market Unlocker
MarketEnabler
これは、国別や地域別または特定キャリアでのみ配信されるサービスを利用する場
合に必要となる。普通にPlayストア(マーケット)から検索してインストールできる
ので、必要に応じて試してみると良いだろう。
では、機種の偽称はどうするか…。偽称には、使用できるハードウエアを記載する
情報ファイルの設定と、機種名の偽称操作が必要で、中華端末でよく行われるフル
マーケット化を行うことになる。以下のサイトが参考になる。
Novo7 Adv マーケットにフルアクセスする方法
eden TABにはGoogleMapAPIに関するファイルは既に入っているので、ハードウェア
情報のファイルと端末名の偽称だけ行えばよい。
先ず、ハードウエア全部入り情報のファイルを入手する。
ファイル名は「handheld_core_hardware.xml」で、以下からダウンロードできる。
Giga-Byte ≫ FROYO-QRD-GB-DSDS-7225
これを使えば、以下のハードウェア関連を使用する事を条件にしているアプリが見える
ようになるはずだ。
camera …カメラ
location …位置情報用センサー、多分、GPSとかだと思う
location.network …ネットワークから位置情報を取得できるもの(WiFiや3G回線)
compass …磁気センサー、地磁気で方位が分かるもの、電子コンパス
accelerometer …加速度センサー、重力の方向が分かるもの
bluetooth …bluetoothの通信モジュール
touchscreen …タッチセンサー、画面をタッチした位置が分かるもの
microphone …マイク、音声を拾えるもの
これだけだと、まだ、なんか足りないみたい。以下も必要らしい。
andriod.hardware.camera.autofocus.xml
andriod.hardware.location.xml
andriod.hardware.sensor.accelerometer.xml
andriod.hardware.sensor.light.xml
andriod.hardware.telephony.gsm.xml
andriod.hardware.touchscreen.multitouch.xml
andriod.hardware.wifi.xml
features.xml
platform.xml
情報源は、
Market Access。
ここで、system_etc_permission_A8X.rar をダウンロードすれば、必要なファイルは
手に入る。これらのファイルの中身を調べてみたら、handheld_core_hardware.xmlへ