終了のメッセージが出たら、USBケーブルを外して、端末の電源を入れる。無事立ち上
がれば、ダウングレード成功!
端末情報を見て、ビルド番号が「4.0.2.A.0.58」になっているのを確認しておく。
4) ダウングレード状態でrootを取る。
「Xperia 2011 Easy Rooting Toolkit(zergRush)」でrootを取る。
以下を参考にすれば良い。
「2011年のXperiaスマートフォンをワンクリックでroot化できるツール「 Xperia 2011 Easy Rooting Toolkit」が公開」
http://juggly.cn/archives/44017.html
・以下から、DooMLoRD_v4_ROOT-zergRush-busybox-su.zip をダウンロード。
「[04/Jan][ROOTING/UNROOTING] Xperia 2011 Easy Rooting Toolkit [v4.0](zergRush Exploit)」
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1320350
・端末のUSBデバッグを有効化し、PCに接続。(PC Companionが起動した場合はスキップ)
・Windows PC上でzipファイルを解凍し、フォルダ内の”runme”を実行。
5) ICS化前の仕込み
以下の手順で、root化の前準備をする。
・PC上で以下から XperiaRoot.rev3 をダウンロードして解凍
[URL]
・端末のUSBデバッグを有効化、提供元不明のアプリのインストールを許可
・端末をUSBケーブルでPCと接続
・解凍した XperiaRoot 内の「01-local-prop.cmd」を実行
準備が終わったら、USBケーブルは外しておく。
6) ICSにアップグレード
SUS(SONY Update Service)で、ICSにアップデートする。
SUSの指示に従ってアップデートする。
インストールのタイプは、必ず「ソフトウェア更新」を指定する事。
7) 仕込んだ仕掛けでroot取り
以下の手順でrootを取得する。
・端末のUSBデバッグを有効化、提供元不明のアプリのインストールを許可
・端末をUSBケーブルでPCと接続
・上記で解凍した XperiaRoot 内の「02-push-root-files.cmd」を実行
・端末が再起動するので、立ち上がった後、rootが取れているか確認
ICSでのroot取りは以上。
参考情報
XperiaRootのroot取りの方法:
古くからあるroot取りの手法で、/data/local.propに以下の行を書き込んでおくと、
「adbdで接続されるときにroot状態となる」というAndroid自体が持つ機能を利用する
ものだ。
===
ro.kernel.qemu=1
===
rootが取れる古いバージョンで、これを仕込んでんおいて、ICSにアップデートする。
/data を初期化せずに、ICS化できれば、後は、adb接続でrootになっているので、好き
勝手にあれこれできる。adb接続経由で、root化するものをXperiaに送り込めば良い訳だ。
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ICSでのroot取りの後でやる事
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Xperia pro MK16iをICS化すると、「動作が重い」とか「電池の減りが早い」とか、あま
り良い事が無いように言われている。でも、ICSにすると便利になる部分もある。rootが
取れれば、後はカスタマイズ次第で、ICSでも快適になる。
以下、root取ってなくてもできる事もあるけど、やった事を書いておく。以下の事を全部
やる必要は無いので、好みに合わせてやってみると良いだろう。
1. busybox をインストール
「busyboxって何?」なんて思っている人は、悪いことは言わない、ここで、退散すべし!
何はともあれ、Google Playから、「BusyBox」をインストール。
これを起動して、/system/xbin に busybox を Smart Installしておく。
2. 端末単体でいろいろ操作できるように、端末エミュレータもインストール
端末エミュレータ「Terminal Emulator」もGoogle Playからインストール。
ついでに、便利コマンドの設定もしておく。
・system領域を書き込み可能にする/読み込み専用に戻すコマンド
ファイル名:
/system/xbin/system_rw
内容:
===
#!/system/bin/sh
/system/bin/mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock0 /system
===
ファイル名: